4つのレベルの意味するところ
全社一体体制のものづくり改善マネジメント
-ものづくりグローバル標準マネジメントシステムの構築-
第4章 全社一体体制マネジメント成熟度の診断
2)4つのレベルの意味するところ
詳細区分の1つ1つに対し、客観的な眼で、4つのレベルのどこに該当するかを判断していく(図表4-4)。
この診断は全社一体体制のマネジメントを目指すための診断であるので、「社内できちっとマネジメントをやってぃますよ」とお答えになる会社でも、この診断表のレベル2「普通のレベル」に達していないということが往々にしておこる。
そんな場合は、いま一度、自社のマネジメントがどんなところに重きを置いているのか確認する機会と考えていただければ幸いである。
また、以前から同様の活動を展開していて、長年にわたり活用はしているもの、一部の活動が形骸化していることがないか……といったことを振り返る機会としてほしい。