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改善サイクル

全社一体体制のものづくり改善マネジメント
-ものづくりグローバル標準マネジメントシステムの構築-
第2章 全社一体体制のマネジメント

5)改善サイクル 

 全社一体体制のマネジメントで成果を実現するためには、「4)実績管理とツール」で述べたようなきちんとした実績管理が必要になる。
 基本的には、PDCAの管理サイクルをきちんと回していくことが重要である。

(1)計画通りに実施 (PおよびD)
 図表2-18で示したように、予算管理(原価管理)が基本的に月次の管理サイクルであるのに対して、全社一体体制のマネジメントでは週次が基本の管理サイクルとなる。したがって、「3)拠点間、部門間の連携」で説明した実行計画書では、週よりも細かな単位で実行計画を立案しなければならない。
 そして、その実行計画通りに実施が行えるように各部署は管理を行う。

(2)実績集計・解析(C)
 各部門での実施活動では、週ごと(テーマによっては日ごと)に実績を集計し、実施計画との関係を明確にしていかなければならない。そして計画に対して差異が生じた場合には、その差異の発生原因を明確にしていく必要がある。

(3)修正アクション、追加施策(A)
 差異が生じた場合には、個々の施策ごとに差異を挽回する方法を検討し、修正アクションを起こさなければならない。そのとき自部門だけで対応可能なアクションだけでなく、必要に応じて、関連他部門に働きかけて、遅れを挽回する方策を講じなければならない。また既存の施策だけでは当初の目標達成が困難な場合には、追加施策を立案し目標必達に努める。


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