全従業員の目標共有と妥協なき追求

全社一体体制のものづくり改善マネジメント
-ものづくりグローバル標準マネジメントシステムの構築-
第1章 全社一体体制での改善活動の目指す姿

 3)全従業員の目標共有と妥協なき追求

 目標の共有化については昔から良く言われているが、現実にはなかなか共有化されていないのが実情だ。その要因として最も多いのは、「TOPダウンで一方的に目標値を押しつけられるために、共有の必要性を感じていない」ことにある。
「この目標値は絶対無理だよな……」「いつもことだから……」などと愚痴をこぼしつつ、計画書の作成に入ってしまう。
経営層は、方針説明や中計、年計で説明したので、当然社員はやってくれだろうし、やって貰わなければならないと思っている。
 
 達成すべき目標の困難さは別として、目標値の妥当性や必要性について、社員がしっかりとストーリー性を持って腹に落とし込まなければ共有化ができたとは言えない。
そのためには、社員が「よし、みんなでなんとか達成しよう!」という気持ちになることが必要である。
 
 この状態に持っていくには、辛抱強い説明と説得を繰り返すしか方法はない。
説明を受けた人が、「理解した」と言っても、「言っていることは分かるが、自分は無理だ」と思えば、その時点で終わりである。「理解し、納得もした」という場合でも、「誰かがやるだろう」と思えば、先に進まない。
「理解し、納得し、よし、一緒にやろう!」という段階まで持ってゆくことが重要であり、「よし、一緒にやろう!」という状態ができた時、はじめて目標の共有化ができたと言えるのである(図表1‐5)。

 また目標実現のための姿勢も重要で、達成しそうにない場合、無理だと諦めるのか、方策を変更してでも何とかやり切るのかで、大きく成果は変わる。
伸びる企業の風土として、妥協せず、目標達成を追求し続ける力が求められる。
 

 


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