自社の理念を具現化して自社流のマネジメントを確立したい

全社一体体制のものづくり改善マネジメント
-ものづくりグローバル標準マネジメントシステムの構築-
第1章 全社一体体制での改善活動の目指す姿

 5)自社の理念を具現化して自社流のマネジメントを確立したい 

 企業の理念はその会社の価値観を表している。会社の経営者は、業績さえ向上すればどんなことをしても良いというわけではなく、社会の一員としての責任を果たしながら、設定した理念に基づいて企業を運営し、会社を永続的に発展させることが求められる。
 そのために多くの企業は、○○ウエー、△△原則……などの形で、広く自社企業グループにその理念の浸透を図り、各国の言語に翻訳して海外事業所や系列企業にも紹介したりしている。
 
 その場合、理念の浸透を図るためには、理念が単に言葉だけでなく、具体的な行動に結びつくものでなければならず、理念に基づいて、独自のマネジメン トの仕組みを構築し、実践するものであることが求められる。
 仕組みの構築とは、言いかえればそのシステムを推進するためのエンジンを構築することであり、日々の運用を通じてシステムをブラッシュアップしていくことになる。経営者としては、この実践に手ごたえが感じられることが望ましい。
 
 自社流のマネジメントの確立とは、企業理念を共有し、そこから生まれた仕組みを運用・展開している姿をいう。マネジメントの基本原則は、科学的管理法が提唱された1世紀前と何ら変わることはない。マネジメントとは適正な測定と適切なコントロールによってなされると言われる。適正な測定の前提はあるべき姿 (目標が)提示されているということであり、コントロールとは運用が適切であるということでもある。
 
 そのためには、あるべき姿・目指す姿の明示がまず必要であり、その姿を実現するためには結果のみを管理するのではなく、プロセスをしっかり見ていくということが重要であり、それが自社流のマネジメントの確立につながっていくのである。
 経営トップの期待はさまざまなものがあるが、主たるものは以上のようになろう。

 これを実現するための手だてが重要である。今回提案する「ものづりグローバル標準マネジメントシステム」はこれらを実現する推進エンジンになると考えている。(図表1‐1)


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