計画づくりの課題と改善策

④計画づくりの課題と改善策

 計画変更の頻度を減らすか、変更の影響をできるだけ少なくするために、いかに質の高い生産計画をつくるかということですが、問題は、需要予測の精度と、生産計画は適切につくられているか、計画変更時の対応策は適切か、の2 点です。
 計画変更時に対応策については、進捗管理・生産統制で考えるとしてここでは生産計画が適切に作られているかどうかについて考えてみましょう。
 1)生産計画は適切に作られているか
 最初に生産計画の精度が十分にあるのか、と書きました。生産計画を適切に立案するのはいくつかの前提条件があります。例えば、

・工程設計・工程編成が正しく設定されている
・標準時間、作業標準など標準類が整備されている
・負荷管理・余力管理が正しく設定されている
・基準日程が正しくつくられているなどです。
 
これらに狂いがあればそれを根拠に積み上げられた計画は、実績との差異が生まれます。「生産計画は正しくつくられていますか?」と聞くと、「納期遅れがないので、まあ正しいと思います」という答えが聞かれます。
 しかし、納期順守は一つの指標にすぎず、駅まで10 分で歩けと指示されて、10 分で行けば定刻ですが、8 分で行く方法がないのかと言えばあるかもしれません。
納期遅れがないというのはそういうことです。納期が、「時点」の管理になってしまっていて、改善可能性が見えないまま、計画がつくられているからです。


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