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生産セッションコーディネータインタビューその6|グローバル化において現地教育の重要性とは?

2015ものづくり総合大会の生産セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの石田秀夫氏にお話を伺いました。日本能率協会の成冨一仁がインタビューします。(以下敬称略)

グローバル化において現地教育の重要性とは?

石田秀夫氏

成富
東芝さんの講演はいかがでしょうか。

石田
東芝さんの講演はフィリピンのパソコン生産拠点でのお話でしたね。

フィリピンだけじゃなくて、グローバルで共通して必要なのは、国民性をちゃんと加味して接したり、マネジメントの仕組みを作っていくことですね。

毎日、夜勤の午後一番に、ミーティングをやるとありましたが、当たり前のことをずっと続けるようにする事が大切だという内容もありました。

講演者の矢野さんも、「必ずミーティング5分前に行くのだ」と仰っていました。

当たり前のことを、当たり前にやることを、上の人が示すことが、大事なポイントだと思いましたね。

よく海外に行くと、日本人と現地の方は、断層ができるというか、離れています。

それは経営者の方や、管理側に近い日本人の方から率先して距離を縮めないといけないと思います。

そういう取り組みも注力して実施していると感じました。

それから、フィリピンに進出している日本以外の企業は、ものづくりに対する人材育成は、やっていない事が多いです。
「日本よりも、丁寧に人材育成をする」事が大事だという話でした。

様々なカリキュラムの提供も同様の話だと思います。

富士ゼロックスさんのご講演にも出てきたのですが、仕事に必要なことも教えるし、会社で必ずやらなきゃいけないようなことも教育しているのです。

例えば「挨拶をしましょう」とか「ゴミを落としちゃいけない」とか。
そういう日常の生活も含めて、育成していくっていうことが大事な点だと感じました。

日本では、当たり前に教えられているけれども、そうじゃない国もありますからね。

成富
そうですね。

石田
また、海外工場のマネジメントの仕組みについては、日本人が上にいて指示している段階だと、あまりよくないと思います。
現地の自立性がないと日本人が、いつまでたっても帰れなくなりますね。

自立性が高められるように、現地の人が会社を回していくような仕組みを作っていくことが大事です。

それは海外企業だと当たり前かもしれない点ですが、東芝さんはしっかりやっていらっしゃった。

海外工場を上手く自立させる点で重要な事は、「いかに現地の人にやらせるか」ということだと思います。
マネージャーの業務もそうだし、一般の方もそうですね。
そこを東芝さんは積極的にやられたのだと思います。

成富
ありがとうございます。

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