H-3:リーマンサット・プロジェクト
日 時2020年2月20日(木) 14:50~16:30

【パネルセッション】
リーマンサット・プロジェクト
普通のサラリーマンが宇宙開発
ものづくりの楽しさ、自発的に動くプロジェクトとは何か
<タイムスケジュール(予定)>
- 14:50~16:30
- パネルディスカッション(質疑応答含む)
【ご聴講いただきたい方】
民間の宇宙開発事業に興味がある方々。
生産・企画開発・人材開発部門等において、意欲的に業務に取り組むためにはどうしたら良いか模索されている方。
【聞きどころ】
誰もが一度は憧れ、アレコレ不思議に思う「宇宙」。その開発に乗り出したのは ‘誰でも、いつからでもできる宇宙開発’ というメッセージに共感したサラリーマンや学生でした。
宇宙開発においては素人の集団である彼らが、プロジェクトを成功に導くことができるのはなぜか、大切なことは何か。リーマンサットの皆様に語っていただきます。
\\2019年7月20日 テレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』でも紹介されました//
https://www.rymansat.com/archives/8021
宇宙好きのサラリーマン5人が仕事終わりに飲んでいたときに誰かが言った。
「自分たちで、宇宙開発やりたいよね」
この一言がきっかけとなってはじまった民間有志による宇宙開発団体、リーマンサット・プロジェクト。
2018年に団体初となる人工衛星RSP-00の打ち上げが成功。現在は2020年打ち上げ予定の人工衛星RSP-01の開発・製造、後継機の開発に加えて惑星探査用ローバー開発、ロケット開発、宇宙服開発などのプロジェクトが続々と立ち上がり、10代から60代まで600名を超えるサラリーマンが本業以外の時間を使って自発的に研究・開発・製造に取り組んでおり、その様子はテレビ、新聞、雑誌、ラジオや様々なWEBメディアで報道されています。
専門家がいない中でも宇宙開発プロジェクトを立ち上げ、人を集め、必要な技術を習得し、ものづくりをする。自発的に次々とプロジェクトが立ち上がり、進んでいく。極めて難易度の高い宇宙開発という領域で、本業を別に持つ宇宙開発の素人たちが、リソースが限られる中でも自発的に動き、プロジェクトを成功に導く。
なぜそのようなことができるのか、そのために重要なことは何かをお伝えします。
◆パネリスト

宮本 卓 氏
東京工業大学大学院修了 工学修士。専門は金属工学。
大手鉄鋼メーカーにて7年間、材料開発から大量生産工場の生産技術まで幅広く従事した後、実家である有限会社宮本工業所にて溶接の修行。2012年、独自のものづくりを発信する場としてCreative Worksを立ち上げる。現同代表。
リーマンサット・プロジェクトでは、技術部兼製造部として材料選定を含めた設計から筐体の製造まで全プロジェクトへ支援している。また、工場見学や溶接体験会などをメンバー向けに開き、実際にものを作ることの楽しさと難しさを伝えて、ものづくりの裾野を広げる活動も進めている。

後藤 悠 氏
豊田工業高等専門学校 機械工学科卒業。オークマ株式会社にて工作機械の顧客専用設計に従事。その後、本田技研工業株式会社に入社。四輪車生産ラインで使用される治具や、水素ステーション製造設備の設計など、幅広く生産技術領域に関わっている。
リーマンサット・プロジェクトにおいては広報部として活動情報の発信を担当。広報と生産技術は異なる立場ではあるが誰かの活動を支えたい”という共通の想いがあると考え、身近な宇宙開発の実現を目指している。

山下 コウセイ 氏
多摩美術大学 プロダクトデザイン専攻卒業。ヤマハ発動機にモーターサイクルのデザイナーとして勤務。先行開発から金型の監修に至るまで一貫して取り組む傍ら、昨今は商品の企画も担当。リーマンサット・プロジェクトにおいては人工衛星のデザイン及び設計を担当。これまでに類を見ないデザイン性の高い人工衛星を実現するため、製造方法や材質選定まで網羅しつつデザインと設計を行なっている。
◆モデレーター

柳田 佳孝 氏
慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業、グロービス経営大学院経営研究科経営専攻(MBA)修了。株式会社ブリヂストンにて世界最大の超大型タイヤ生産技術開発に従事。その後、株式会社ワークスアプリケーションズでの最先端IT技術の研究開発職を経て、現在は国内最大手のビジネススクールのマーケティングマネジャーおよび教員、ベンチャー企業の役員などを務める。リーマンサット・プロジェクトでは広報およびマーケティング全般を統括。
リーマンサット・プロジェクト WEBサイト
https://www.rymansat.com/
\メディアでも多数紹介!/
https://www.rymansat.com/media