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これからの生産技術者の役割【第3部】2. 生産技術開発の重要性(4)

4 コンカレント型開発

図表3-7は源流段階で立案した構想をベースに商品開発のフェーズでコンカレントエンジニアリングを展開するポイントを示している。

3-7

ポイント1では開発の各フェーズで目標に対するギャップが常に見えるようになっていることが重要なことを示している。

ポイント2では開発の状態が見えるような環境のなかで、進捗を管理する場やローリングする場を設定することが必要であることを述べている。

ポイント3では、この場を活用して知恵を出し合い、ギャップを埋めるための方策を関連部門が抽出することの必要を示している。

ポイント4ではコンカレントな推進を牽引する推進責任者が必要であることを示している。一般的にはプロジェクトマネジャーやプロジェクトリーダーと呼ばれる人の設定が必要になってくる。

コンカレントエンジニアリングの推進で最も重要になるのが源流段階で行われる関連部門の事前知恵出し検討である。そのアウトプットを全体構想書と呼ぶことにする。プロジェクト目標達成に向けて関連部門が何をいつまでに、どのような形で推進していくかを明確にしたものである。この内容の充実度合いによってコンカレントエンジニアリングの出来不出来が左右される。

全体構想書を作成するためにはそのための場や事前準備が必要で、生産技術の視点から考えると生産拠点構想や新工法・新設備開発方針、生産方式の将来構想等がなくてはならない。先行生産技術の開発が重要なのである。


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