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これからの生産技術者の役割【第2部】1. グローバル生産企画(3)

3 グローバルコスト実現への進め方

グローバルコストの定義を「グローバルで戦えるコスト」とする。

商品は、ハイエンドからローエンドまでさまざまであり、商品群の構成により戦略コストは異なる。3極(アジア、北米、欧州)を中心とする戦略価格を設定し、ここから利益を差し引いて原価(コスト)目標を設定する。

グローバルコスト実現への進め方を示したのが図表2-2である。戦略的なコスト目標では、顧客要求レベル、競業レベル、BRICs、VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、 トルコ、アルゼンチン)等の製造レベルと比較して決める。ユニット別に目標を示すが、戦略的なコスト目標から、購入費、加工費、経費にコスト割付けをし、これと同時に製品群別の生産拠点を決める必要がある。

コストについては、常に仕様とコストの相関をみていくことが必要である。海外での商品企画では“シンプル化”もキーワードになる。過剰な仕様をいかに排除できるかもコスト実現の決め手となる。製造コストについては、理論値(歩留まり、工程能力等)を勘案しながら目標設定をするが、この理論値と工程設計条件を体系化、理論化することが生産技術の役割である。

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