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これからの生産技術者の役割【第1部】3.
これからの生産技術の役割(4)

4 グローバル化への対応

生産技術におけるグローバル化の定義を「日本発の生産技術・ものづくりを世界に普及させること」とする。日本人のものづくりの特色を表すときに“からくり”が例にもちいられる。昔から“精巧・精密”なものをつくり出す民族だったといわれる。こまやかな感性で、精巧なものづくりを得意とする。

他方、欧米人は、精巧というよりは、“シンプル”な構造、使い方を好む場合が多い。日本から世界をにらんだ生産技術開発をする場合、使い方、標準類、メンテナンスのシンプル化に留意しながら開発を進める必要がある。

また、日本の現場でのものづくりは、図面のミスや技術開発での問題点などを現場が“以心伝心”の、いわば“暗黙知”で解決してきたケースも多い。海外では、前工程の不備を後工程で修正をするモデルはない。この点に留意しながらグローバル対応をすることが不可欠である。

初期の段階では、日本発の生産技術開発を世界に展開することになるが、将来は各拠点(例えば北米・欧州・アジア)で、同様の生産技術拠点が必要になる。開発に当たっては、世界の共通項目と、拠点ごとの地域事情や工場レイアウト、ラインの違いによる要素開発のバランスを考えた生産技術開発が求められる。


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