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これからの生産技術者の役割【第1部】3.
これからの生産技術の役割(1)

1 コア技術の磨き上げ

競争優位の戦略をとるため、自社のコア技術を意識して絶えず経営活動を行うことが必須である。図表1-9にコア技術の区分を示す。

1-9

A:製品化技術

キーデバイス、ユニット、レイアウト構造を作り出す設計構造化技術と定義する。日本は戦後、欧米からまず図面をコピーし構造化の技法を学び、日本流の“改善技術”で独自の構造化を確立した。この構造化と同時にものづくりの生産技術を考えるのが定石である。例としては、造船でいうブロック化工法や自動車のインパネ部分(フロント計器部)のモジュール設計もモジュール構造と同時にユニット化も考慮した構造化設計になっている。

B:キーデバイス・ユニット

ものづくりの生産技術である。これらは、材料選定の技術、工法技術、工程設計技術、これらを組合わせてアウトプットの品質を評価する評価技術に大別される。技術・工法を革新していくには、同時に評価技術を確立しなければならない。そのための計測・測定技術・定量化技術・測定装置の開発……自体が技術革新につながっていく。

C:市場価格に対する競争力

生産性・競争力を生み出すための“改善の技術”である。この部分は日本のお家芸で、改善を継続することで、世界で戦える競争力を作ってきた。

企業としては、自社のコア技術を棚卸しし、技術の強みがどこにあるか俯瞰して今後の開発方向と生産技術方向の筋道を明らかにする必要がある。生産技術はブラックボックスになり、企業競争が激しい世界で、差別化、世界一を目指す土台になるといっても過言でない。


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