M&Aは現実の課題

ものづくりグローバル標準マネジメントの実践 
第2章 グローバルでの、ものづくりの目指す姿
~グローバルものづくりの要点~

1)M&Aは現実の課題

 
 グローバルでのビジネスが進行し、企業内の環境も大きな変化をしてきた。
多くの企業でM&Aが頻繁に行われ、その企業で育った人ではない人が経営トップに就くことも稀ではなくなってきている。
また経営トップや事業責任者として外国人を迎える企業も多々見られるようになった。
ものづくりを進めるに際して重要なことの一つは、全従業員が大切にすべきことを共有し、仕事の進め方の価値観を共有することである。  

 日本企業が海外に進出し、異文化の中でものづくりをしていくときに、一つのよりどころとしてきたのは、創業以来の企業理念であった。
しかし異なった文化の企業が一緒になったり、育ちの違う従業員と共同作業をしなければならなくなってくると企業理念を踏襲することが難しくなり、社員に対して、それをきちんと説明する必要がでてくる。
それをわかりやすい言葉で語るのが、「○○Way」「○○思想」といったものであり、それらをグローバル版に作り変えて、伝えることが重要になっている。 
 
 ものづくりにおけるトップマネジメントの役割の一つは、こうした自社の考え方を語ることにある。
異なった文化や習慣、価値観をもった人たちが存在するグローバルなものづくりでは、企業として守らなければいけない大切なことを明確にし、それだけは譲れないという強い姿勢を共有して、考え方の浸透に努めることが大切である。 
 M&Aが当たり前となった今日、ものづくりの価値観を共有する・伝えるということを心がけるべきである。
他社で成功している「○○手法を導入せよ」とか日本国内のやり方を「そのまま真似せよ」という前に、何を大切にするのかを明確に提示することが不可欠なのである。


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