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マネジメントを着実に成熟させるための、5つのステージ

ものづくりグローバル標準マネジメントの実践 
第4章 ものづくりマネジメントを支えるグローバル標準マネジメント(GPMS)の実践
(GPMS :Global Production Management Standard)

(4)実施段階でのポイント 
 こうした仕組みが準備されて、いよいよ改善を進めてゆくステップに入るが、テーマによってはさまざまな条件から、解決するのに困難なテーマもある。 
 問題解決の難しさに、
①問題の原因を究明することが難しい
②原因は分かっているが解決策を実施するのが難しい
という2つの方向がある。 

①のケースは、方法を見つけてとにかく原因を究明することが条件になるが、②のケースでは、100%の解決を目指すか、それが難しければある程度のレベルを想定して、たとえば95%の解決を目指すなど、どこまでの範囲を許容するかを検討することになる。 
 また改善テーマを推進する上では、

・実績収集サイクル(リアルタイム集計と月次集計)を明確に設定する
・高さと面積の管理を明確に行う(単月の目標に対する管理と各月累計目標に対する管理)
・改善実績と財務がしっかりと関連づけられていること
・改善効果の予測シミュレーションが確立していること
・必要に応じた部門間連携が行われていることなどがポイントである。

3)マネジメントを着実に成熟させるための、5つのステージ

 
 ものづくりグローバル標準マネジメントは、着実にマネジメントレベルを成熟させるために5つのステージで構成されており、自身のマネジメント力、改善・改革力に応じたステージからスタートして、1つずつ上のステージを目指していくという仕組みになっている。
マネジメント力、改善・改革力のレベルに応じて5つのステージを段階的にクリアーしながら、マネジメントシステムを構築していくのである。 
 
 5つのステージとは、
ステージ1:単一目標による手順の確立(導入期)
ステージ2:複数目標による目標間のバランスとトレードオフ(浸透期)
ステージ3:単年度事業計画と中期経営計画の同時検討・実現、部門間連携(連携期)
ステージ4:事業にかかわるすべてのプレーヤーの参画と自律(自律期)
ステージ5:オンリーワンのマネジメントシステム確立(独自システム確立期)
 と分けられる。
ステージ5に近づくにつれ、全社一体型マネジメントシステムの完成度が高くなることを意味している。


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