グローバル標準マネジメント推進のポイント

ものづくりグローバル標準マネジメントの実践 
第4章 ものづくりマネジメントを支えるグローバル標準マネジメント(GPMS)の実践
(GPMS :Global Production Management Standard)

2)グローバル標準マネジメント推進のポイント

(1)目標展開でのポイント 
 目標展開は通常、中期経営計画➡年度計画への落し込みというプロセスで行われる。
また中期経営計画も毎年リニューアルを行いつつ、年度計画と連動させている。 
 ここで重要なのは、
・事業環境の変化に応じて中期計画は見直され、年度での実施事項、次年度以降のための事前検討事項を更新していること
・年度途中でも目標展開、改善計画ともに修正し、変化対応型の改革推進マネジメントができていること
……という2つである。
 目標展開では、
・経営目標から設定される改革目標について全従業員が理解・納得し
・さらに展開された各個別目標に対し改善施策(テーマ)が設定され
・従業員は自身の施策が総合目標に対してどのような位置づけにあるのか理解できる
仕組みがあることがポイントとなる。 
 また、目標に対する実績をフォローする場合に重要なことは、年度末の成果が予測できる状態、つまり、効果を予測するためのシミュレーションの仕組みを構築しておくことである。
こうすることで、タイミングを外すことなく事前に手を打つことが可能になり、目標未達を回避することに役立つ。

(2)施策策定でのポイント 
 次に施策の策定であるが、事業計画の目標や改革方向性と、改革推進の目標、施策は完全に一致していることが重要である。 
 多くの企業で見られるのは、目標と施策が一致しておらず、計画段階ですでに目標達成が難しい状況になっているケースである。
これは目標達成に向けた事前の施策検討が不十分なことから起こることで、適正な施策の検討、部門間連携、前提条件、ふさわしい担当者の選定などをしっかりと検討することが重要である。
また、実行計画の改善スケジュールは、月次の成果目標を達成できるタイミングで立案されていることが必要である。
 目標未達と予測された場合、通常そのまま活動を展開し目標未達に終わってしまうことが多いが、施策設定の段階で、目標を必達させる意思を持って、予備の施策、いわゆる改善テーマをプールしておくことが重要である。

(3)実行計画策定でのポイント
 目標を展開していくなかで各施策が設定されるが、改善が確実に実施され、期待した成果が出るようにするためには、しっかりした実行計画書づくりが不可欠である。 
 この実行計画書づくりのポイントは、確実に成果が出せるまで方策が練れていることである。
これは当たり前のことだが、実際には、事前に完成度の高い内容まで検討されていることは非常に少ない。


サブコンテンツ
CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 CPP 購買・調達資格公式サイト ものづくりポータルサイト ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED

企画、開発設計、生産、SCM、購買調達、品質、人材開発にわたる先進企業事例の講演会・2020ものづくり総合大会

TOP