グローバル人材育成にはマネジメントの仕組み確立が重要

ものづくりグローバル標準マネジメントの実践 
第2章 グローバルでの、ものづくりの目指す姿
~グローバルものづくりの要点~

5)グローバル人材育成にはマネジメントの仕組み確立が重要

  日本で鍛えた技術や設備、ノウハウ、製品を新興国に移植するという命題のカギを握っているのは、人材である。
各社ともグローバル人材の育成には多くの工夫をしている。
新卒者の内定段階から入社後の自己啓発あるは選抜研修……などいろいろな研修を準備をしたり、独自のグローバル人材育成プログラムを実施しているところもある。
海外人材育成や海外拠点チーム編成といった人材発掘と人材育成を意識した取り組みもみられる。 
 人材育成は、どの企業にとっても大きな課題であるが、なかなか決め手はない。
結局は「海外に赴任して自身で経験する」ことが重要と言うところに落ち着く。
そうは言うもののただ海外に行けばよいというものではない。
現地では文化、習慣、価値感、言語、ものの見方など、それまでと異なったものに直接触れることにはなる。
それをただ経験するだけでなく、自身の専門に加えて経営全体の幅広い見識とそれを磨く機会を作る必要がある。  
 
 そのために、グローバルでのマネジメントの仕組みづくりが重要で、その仕組みをどのように構築し運用していくかが課題になってきている。
しかし、これも名案がなく、実際には、日本でのやり方を踏襲させるというケースが多いようだ。  

 ただこの場合、日本でのマネジメントの仕組みが、グローバルでの運用を考慮されたものになっていればよいが、なかなかそうなっていない。
どちらかと言えば日本国内に合わせた仕組みが使われているケースが多い。
グローバルな人材を効果的に育成するためには、グローバルでのマネジメントシステムをいま一度研究することが必要であろう。 
 
 人材育成が重要なのであれば、それは具体的な戦略実践を通じて行われるべきであろう。
しかし、ものづくりについて議論されるとき、テーマは戦略中心になりがちで、戦略実践には焦点が当てられていないように思われる。 
 ものづくり戦略立案とものづくり戦略実践では、求められる能力も資質も異なる。
この2つの要素は分けて議論すべきであろう。
人材育成のために、戦略実践のためのマネジメントシステムの構築こそ焦眉の急であろう。


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