調達セッションコーディネーターインタビュー7|改革をすすめるためのインフラとは?
いろんな情報の仕組みなどがないと、やはり「このようにせよ」といったって、それが2ヶ月先になってようやくできましたって言われても遅いですから。
インフラ整備も必要だと思います。
2014 ものづくり総合大会(2014年2月19日~21日)の開催後におこなったインタビューです。
改革をすすめるためのインフラとは?
安部
改革を進める方のリーダシップやスキルということも大事ですが、もっと精神的な情緒的な思いの強さが必要で、それをトップ、上司の理解があって、はじめてまわりも巻き込んでうまく回っていく。
一方で、それを支える部下の方々が、しっかりとしたスキルを身につけないと、またうまくいかないと。
加賀美
そうですね。
それもそうだし、いろんな情報の仕組みなどがないと、やはり「このようにせよ」といったって、それが2ヶ月先になってようやくできましたって言われても遅いですから。
インフラ整備も必要だと思います。
安部
そのインフラが、各指標やKPIといった基準ですか?
加賀美
それもありますし、いろんな判断をする基準だとか、そこに至るプロセスだとか、もちろん情報システムも含めてですけども、それをインフラといっています。
安部
非標準的な仕事なので、逆に基準とかKPIとかが必要ということですか?
加賀美
それがないから、みんな非標準でやる。
だからそういうのをちゃんと標準化してやろうということを、CPP-購買・調達資格で言っているわけです。
安部
大変な改革ですね。
加賀美
一つ一つは、大変かもしれないけども、難しいっていう話じゃないです。
「やればいいじゃない」と思います。
安部
決めの問題でしょうか?
加賀美
決めの問題という面もあります。あとそれを、ちゃんと守れるかということもあります。