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生産セッションコーディネーターインタビューその6|高付加価値のものづくりのポイントは?

2014 ものづくり総合大会(2014年2月19日~21日)の開催後に行ったインタビューです。

小澤勇夫さん

小澤勇夫さん

高付加価値のものづくりのポイントは?

安部
2014ものづくり総合大会のCセッションは、日本で極めて世界に発信するという付加価値のものづくり」をテーマとし、重厚長大や繊維など幅広い業種から講演をお聴き
いただけたと思います。

技術を研ぎ澄ませる中で、なかなか芽がでない技術もあったと思うのです。

日本国内で極めるという意味では、技術面だけでなく精神面のご苦労もあると思うのですが、いかがでしたか?

石田
講演企業各社には、「日本で造りこんでいく」というぶれない方針があったと思います。
それから、長期視点がポイントですね。

例えば、炭素繊維の造りこみは、工程を考えながら製品も考える、非常に摺り合わせの必要な分野です。
長期視点と失敗を許容する経営の覚悟が必要だと思います。

また、超大量生産ではないロボットや機械は、一拠点で開発レベルを上げていき、更にそれをつくりやすくする。
それは日本しかできないという信念を感じました。
知的財産面からも、漏洩に対する配慮もあると思います。

石山
市場がある現地でつくって売る形態と、そうでないものの違いって何なのでしょう?

石田
基本的には「日本で造りこんでいく」のは、コア技術の造りこみだと思います。コア技術は日本で造りこみ、そこから派生した商品を現地でつくる。

コア技術を要するキーデバイスは今でも国内でつくられており、コアが薄い会社は、国内生産が少なくなっていく傾向にあります。

モジュラー・インテグラルという製品アーキテクチャーの差もありますが、コアづくりをあきらめてしまったらアセンブラになってしまいますから。

それから、もうひとつの共通点として製品と工程と工法を同時に変えています。これは高度な取組みで、日本でないとなかなかやりにくいと思います。

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