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クオリティセッションコーディネータインタビューその4| クオリティを武器にするための方策とは?

2016ものづくり総合大会の調達セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの松田将寿氏にお話を伺いました。(以下敬称略)

クオリティを武器にするための方策とは?

松田将寿氏

松田
ライオンが成熟した市場の中でどうやってクオリティを武器にし、乗り切っていったかをひと言でというと、イノベーションになります。

ライオンは消費者がそれまで口にしていないニーズに新しいイノベーションのきっかけが隠れていると考えました。
そこで、言葉にできないもの、言葉にしにくいもの、隠しておきたいものを、顧客の購買プロセス、さらにその奥にある価値観の変化などを多角的に分析し、ニーズをきちんと探り当てました。
探り当てた部分にぴったりとくる技術を活用し、商品を作っているから、売れているのです。

長らく培ってきた技術を生かせるニーズを綿密に調査、分析することで探していたようにも見えます。
生かす技術も、最近は特許が厳しくなっているため、特許に触れないやり方で確立させています。

簡単にいっていますが、これは実に大変な作業なのです。

どういう部分に特許の網が張られているのかをよく理解しておかなければなりません。特許回避技術といっても過言でないほど難しい技術を要するのです。

ライオンは相手が消費者です。
コミュニケーションについても、コミュニケーションデザインという考え方を打ち出し、パッケージデザインだけでなく、店頭に並べた場合、棚に埋もれた場合、CMの打ち方などを綿密に考えたうえで戦略を進めています。

広告代理店に全部お任せではなく、自分たちでプロデュースし、必要なところだけ外部を使っています。まさにクオリティを武器にするためには、自ら武器を振るわなければならないわけです。

そこが共通点だと思いました。

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どうもありがとうございました。

松田
どうもありがとうございました。

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