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クオリティセッションコーディネータインタビューその3| 組織間の非分断、その効果とは?

2016ものづくり総合大会の調達セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの松田将寿氏にお話を伺いました。(以下敬称略)

組織間の非分断、その効果とは?

松田将寿氏

松田
本日の「クオリティを武器にする」というテーマの中では、共通項が2つあります。

その1つが非分断です。

これは東レの発表に出ていましたが、「組織間の連携がスムーズに動くように非分断で物事を進める」となっていました。

ニトリのところでは、品質に関する考え方も非分断でした。
製造者責任と販売者責任では品質に対する定義が異なりますが、お客様はその2つを合わせて品質を理解しています。

これは外向きの話ではありましたが、非分断がやはりキーワードになっていたと思います。
まずは2社に共通するのが「非分断」です。

非常に歴史がある企業の3社全体に共通するのは、創業の理念やその理念を受け継いだ経営者が正しく理念を適用してきたことが品質を守り、品質を武器にするうえでの大きなポイントになったということです。

特にニトリは流通業にあえて製造業の価値観を持ち込んでいます。
今までの価値観に慣れ親しんでいた人たちには、常識破壊、パラダイムシフトが起きたと思います。
そこを乗り切れたのは、機動力を発揮した方もいたでしょうが、やはり経営者の力が大きかったのではないでしょうか。

東レは「超継続」といって、何十年も花が咲くか咲かないか分からない研究を続けています。

これはちょっと他の企業ではできないことですよね。10年程度のスパンではなく、20年、30年とかけているのです。
そこは本当にすごいと思いました。

あれだけ時間をかけるからこそ、並ぶもののない製品を送り出すことができるのでしょう。

なぜなら、30年もかけて開発したものを他社がパッと見ただけで同じような製品を作ることは絶対にできませんからね。

東レの場合は非分断により、製品を作るに当たり、研究、開発、エンジニアリング、生産など全てがいっしょになって、問題をつぶして革新することができていました。

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