日立金属インタビューその4| 次の大会で聞きたいテーマや企業は?
2016ものづくり総合大会の参加者 日立金属 帯鋼工場 工場長の長塩隆之氏と、帯鋼工場主任 兼 改革推進部 生産改革グループ主任の生田三男氏にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁、平井希実がインタビューします。(以下敬称略)
次の大会で聞きたいテーマや企業は?

平井
現在、2017年の大会コンテンツを企画中です。『この企業の話を聞きたい』、あるいは『こんなテーマが気になる』というものがありましたら、教えてください。
生田
個人的には同業の話が聞きたいですね。
長塩
割と組み立て部品の話が多いので、素材のところを聞いてみたいと思っています。
成富
素材のテーマというとどういったものでしょうか。
お困りになっている課題はありますか。
生田
私は人材育成に興味があります。
長塩
人材とものづくりですね。
グッドファクトリー賞のセッションが来年もあるのなら、受賞した会社の話は聞いてみたいです。
成富
グッドファクトリー賞のセッションは今年も作ろうと思っています。
ちょうど今日の2時ごろに今年のグッドファクトリー賞受賞企業が発表になります。
国内3社、海外3社の全部で6社が受賞しました。
トヨタ自動車(インドネシア)をはじめ、名だたる企業が受賞しています。
パナソニックが中国の無錫と国内の春日井工場で2つ受賞しました。
NECのグループ企業は福島の国内工場、オリンパスは長野工場が入りました。
国内で受賞した3工場は、いずれもリーマンショックの前は3社に分かれていたのを1つの工場にしています。
文化が違う中、文化を共有して工場の改革を進めた企業です。
ちょっと話がずれましたが、グッドファクトリー賞は引き続き、セッションを作っていこうと考えているところです。
生田
メンバーや参加企業もだいたい決まっていますか。
成富
今は順次、候補をピックアップしている段階です。
企画委員という組織があり、今年のメンバーに集まってもらい、議論してもらっています。
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