富士フイルムホールディングスインタビューその4|グローバル生産の自動化で気になることとは?

2015ものづくり総合大会の参加者 富士フイルムホールディングス株式会社 経営企画部 調達グループ マネージャー 茂木秀介さんにお話を伺いました。日本能率協会の成冨一仁がインタビューします。(以下敬称略)

グローバル生産の自動化で気になることとは?

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成富
2016年の大会で取り上げてほしいセッションやテーマはありますでしょうか。

茂木
私たちの関心事やハードウエアのものづくりの立場からいうと、これからの生産技術の方向性について各社の取組みを伺いたいですね。

最近は全自動を強調している企業もありますが、全自動は必ずしも効率がいいものではないように思います。

人がすることと自動化をどれくらいの割合にするのか、その辺りが肝心になっていくのではないでしょうか。

本当に完全自動化するのならそれでもいいですが、これからは多品種少量生産の時代です。

その中で自動化をどう進めればいいのか、気になっています。また自動化する場合、中国やアセアン諸国などの海外の工場だとどうしても設備のメンテナンスが課題になる。
特に、その技術人材の確保や育成、流出の防止などさまざまな苦労があります。ですから、複雑な自動設備を導入するなら、まずは国内でやりたくなりますよね。

グローバル生産の中で自動化をどのような考えのもとに展開していくかというところは非常に関心があります。

特に精密メカの自動組立が最も難しいので、中国等海外に工場をお持ちの精密機械製造の企業様のお考えを勉強したいですね。

先日、日経ビジネスに生産技術をどうやって強化していくのかが、記事になっていましたが、その中で、中国の大学と組んでスクールを作り、人材育成を図るという取組みが紹介されていました。

各社とも生産技術の海外展開では、いろいろと試行錯誤しながら取り組まれているようですね。やはり海外へものを作りに行くと、日本から目が届きにくくなるから、苦労は多いと思います。

成富
その辺りの苦労話が聞ければいいですね。

茂木
やはりそこですね。

どこに苦労して、どのように対処しているのかというところです。
その辺りの試行錯誤ぶりが分かれば、1番うれしいですね。

それから、自動化にも関連するのですが、各社が考えるものづくりのIoTとは具体的に何なのかということも知りたいことです。

従来のIT化とどこが違うのか。インダストリー4.0も同じことですよね。これまでのIT化との違いをクリアに語れる方の話を伺いたいです。

完全自動化やIoT化というと、すごく耳障りはいいのですが、実際のところはどうなのか、
そのあたりをしっかりと聞いてみたいと思います。

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