「ものづくり 日本の心」の記事一覧

211 その後の伝習工女

■龍光寺と伝習工女の墓  「岡製糸場の隣の龍光寺に伝習工女の墓がある」と紹介すると、「やっぱり酷使されてたくさんの女工が死んだんだ」という反応を返されることがある。これは違う。 富岡製糸場は、後の女工哀史とは全く違った、・・・

210 富岡の隠れた主役:伝習工女

■新しい時代を切り開いた武士の娘 富岡製糸場の設立のねらいは高品質で安定した生糸を生産し、外貨を獲得することにあったが、それを官営で始めたのは一つのねらいがあったためである。 というのは、版籍奉還・廃藩置県で主家と家禄を・・・

209 日本人が運営した近代建築――製糸場のその他の施設

こうして作られた富岡製糸場が、当時どのくらいの生糸を生産したのか、明確な資料はない。工場には、フランス人の指導者もつき、輸出するための検査員も来て、そのための宿舎も作られていた。 稼働を始めた当初は慣れない作業でもあり、・・・

208 富岡が初の官営製糸場の地に選らばれたわけ

 こんなに江戸から離れた富岡になぜこんな大きな工場を建てたのか、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれない。 富岡が官営製糸場の建設地に選ばれたのにはいくつかの理由がある。  ●上州・信越地方には養蚕農家が多くあり良質の・・・

207 明治初期のロジスティクス――フランス製の輸入器械を運ぶ

 こう書いてくると、ことは理想的に進められたように思えてくるが、これらは実は大変なことなのである。 私たちの中には、建設資材や設備の輸送は鉄道でという前提があるが、実は、上野から高崎までの線路が開通するのは12年後の明治・・・

206 横浜の開港で生糸ブームが沸騰

 時代の背景を簡単におさらいしてみよう。 江戸時代、世界史の舞台からひっそりと隠れていた日本は、ペリーの来航をきっかけに1859年(安政6年)、函館・横浜・神戸・長崎・新潟を開港して外国貿易を開始する。 当時、欧米諸国の・・・

205 世界でも最大規模の製糸工場

 大きな繭倉庫、繰糸工場はの構造は、木で骨組みを作りその間に煉瓦を積んだ木骨煉瓦造。煉瓦の長い面と短い面を交互につなげ、それを各段でずらせたフランス積みと呼ばれる積み方が採用されている。 1870年(明治3年)秋に工場建・・・

204 富岡製糸場――近代化を急いだ日本ものづくりの模範工場

 富岡製糸場を訪問するならば、ぜひ、仲町の角からゆっくり歩いて、製糸場に向かってほしい。 それが一番自然なルートだけれど、理由はふたつ。 ひとつはこの寺社の参道のような道をたどっていくことで、次第に目の前に現れてくる製糸・・・

203 富岡製糸場をめぐる絹繊維産業のながれ

(1) 富岡製糸場――近代化を急いだ日本のものづくりの模範工場  時代を超えたスケールと、その作りの見事さ、フランス式を採用しながら、日本に合わせた独自の工夫の数々。 隅々まで細やかな神経が注がれた設計・施工は、140年・・・

202 富岡製糸場の誕生

開港したばかりの政府にとって最大の課題は、国防だった。 このころ、長崎に入ってくるオランダから、東南アジア、東アジア、さらには日本周辺に多くの船が行き来しており、アジア、アフリカなどは欧米列強の植民地獲得競争の餌食にされ・・・

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