ものづくり 日本の心

これからの日本のものづくりを見据えるために、過去の出来事やその成り立ちに関する情報を提供するコラム。
発想を変えたい時やちょっとした仕事の合間にご覧ください。

050>川間ドック――マリーナに残る日本初のレンガドック

浦賀の街は、湾を挟んで東西が対峙している。駅からV字の右(西)の道を浦賀ドックに沿って進むと、浦賀ドックの先に、東西浦賀を結ぶ庶民の足、渡し船乗船場がある。そこからさらにかつての「うらが道」を通って先に行けば、やがて左手にヨットハーバーCity Marina Velasis が見えてくる。ここまで駅から約2km。道路に沿って入口があり、奥に事務所棟と、係留されたヨットが見えてくるので、事務所棟に行って受付で「レンガドックを拝見させてください」とお断りして中に入れてもらおう。
事務棟のすぐ右隣がドックなので、事務所に入る前に、ちらとドックを覗くことができるが、あくまでも私有地なので、まずは事務所にお断りするのが筋だ。許可をいただいたら、事務所棟をまっすぐ抜けて係留場に出る。
桟橋に下りると眼の前にドックが満々と水をたたえている。ドライドックだが、ゲートが取り払われているので、海水が入っているのである。ドックの底は水の中で見えない。
長さ136.7m、幅16.4m、深さ9.7m。水面に浮かんだ桟橋から見ると、大きさが実感される。整然と組み上げられたレンガがきれいだ。建造されて115年も経ているとは信じられないくらいしっかりしていて汚れも少ない。ヨットハーバーの付帯施設として使われているのだからそれなりのメンテナンスもされているのだろう。

川間ドックのあるマリーナ入り口。奥の建物が事務所棟だ。

全長136.7メートル。ゲートが取り外されているので海水が入っている。

ゲートの外はそのままヨットハーバーにつながっている。

梶文彦 写真

梶文彦氏執筆による、コラム「ものづくり 日本の心」です。

梶氏は、長い期間にわたりものづくり企業の国内外でのコンサルティングに携わり、日本製造業を応援しています。

写真撮影:谷口弘幸


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