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ものづくり 日本の心

これからの日本のものづくりを見据えるために、過去の出来事やその成り立ちに関する情報を提供するコラム。
発想を変えたい時やちょっとした仕事の合間にご覧ください。

横須賀製鉄所――造船王国・日本の源流

3.YOKOSUKA軍港めぐりクルーズ--軍港横須賀のいまを知る
020>どぶ板通り--スカジャン発祥のアメリカン・ストリート

クルーズを降りたら、国道16号をまたがる歩道橋を駅の方に戻ろう。国道から1本裏の路地に入ると、そこが「どぶ板通り」。大滝町までの300mほどの通りは、異次元のアメリカン・ストリートである。
どぶ板通りとは、いかにも裏通りという名前だが、もともとは道の真ん中をどぶ川が流れていて、それを塞ぐために、海軍工廠にお願いして鉄板をもらってふたを被せたのが通りの始まりという。それが間もなく、どぶ板通りと呼ばれるようになったそうだ。
第2次大戦後、横須賀基地に寄港する米海軍の兵隊さんを対象にして商いを始めるお店がふえて、「米軍兵士の歓楽街」に成長した。お店も、米軍兵士に合わせたアメリカ風の構えで、沖縄の北谷(ちゃたん)と同様にアメリカン・ストリートの雰囲気がある。
昭和30~40年代くらいまで一世を風靡した“スカジャン”の名で知られる、米兵が着るジーンズ地のジャンパーの発祥の地でもある。近年は、日本人客が主流で、通りもきれいに整備され、米軍人を対象にした日本土産を販売する店も少なくなった。それでも、ミリタリーショップや土産物店、アメリカンバーなどが連なり、特有の雰囲気をかもしている。
この通りを楽しむもう一つのポイントは、横須賀になじみの深い著名人の手形レリーフだ。汐入から通りに入ると、すぐ左が芸術劇場。その先の交差点に、手形レリーフの所在地を示した案内板がある。猪熊功、高島秀武、渡辺真知子、王貞治、佐々木主浩、宇崎竜童・・・など、横須賀出身者や横須賀芸術劇場出演者など50人ほどの手形のタイルが歩道のあちこちに埋め込まれているので、探して歩くのも楽しい。

どぶいた通りのお店。アメリカンテーストが独特の浮遊感を漂わせている。ドル支払OKのお店も多い

梶文彦 写真

梶文彦氏執筆による、コラム「ものづくり 日本の心」です。

梶氏は、長い期間にわたりものづくり企業の国内外でのコンサルティングに携わり、日本製造業を応援しています。

写真撮影:谷口弘幸


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