ソフトバンクがIoT分野への進出を加速
【ソフトバンクがIoT分野への進出を加速】
日本能率協会の成富です。
ソフトバンクが、約3.3兆円を投入して英ARMを買収することを発表しました。
2016年9月30日までに買収を完了する予定のようです。
ARM社はマイクロプロセッサの設計を行い、データのラインセンス料にて収益をあげている企業です。
特にスマートフォン分野においては独占に近いシェアを誇ります。
ソフトバンクはテクノロジーの次のパラダイムシフトとして「IoT」を掲げており、今回のARM買収により、一気にIoT分野へ参入しようとしているようです。
話は変わりますが、以前、孫社長がソフトバンクの次期経営者候補向けにソフトバンクアカデミアで講演した内容が公開されています。
講演では、30年後にはAIのIQは10,000になり、創造を絶する時代が到来しようとしている事や、将来を見越す3つのキーテクノロジーは「AI」「ロボット」「IoT」であることなどお話されていました。
今回のARM買収は3つのテクノロジーのうち、「IoT」へ対応したものですね。
今後もソフトバンクが定義する3つのテクノロジーに対応した取組みに要注目です。
【ARM買収プレスリリース】
http://www.softbank.jp/corp/d/sbg_press/list/
【ソフトバンクアカデミア特別講義】
http://www.softbank.jp/corp/about/message/2015/20151112_01/