安川電機インタビューその5|異業種から学べるテーマとは?
2015ものづくり総合大会の参加者 安川電機 モーションコントロール事業部 モーションコントロール工場 生産技術部 生産技術企画課 課長 近藤純氏にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁がインタビューします。(以下敬称略)
異業種から学べるテーマとは?
成富
参加するセッションを選ぶ際のポイントはありますか。
近藤
実際には内容で選択しています。
あと見ておくべき会社があれば、そちらも聞きに行きます。
どうしても業態によって、参考にできるところとできないところがあります。
だから、競合他社が出ていれば、ちょっとそれを聞いて参考にしようと考えています。
話をつかみやすいですからね。
成富
理解しやすいと思います。
近藤
一方、業界としては全く関係がないところの話を聞きにも行きます。
成富
異業種に学ぶのですね。
近藤
同じ業態であれば真似できる部分もありますが、それとは別に異文化というか、全く関係のないところから、発想を採り入れられるヒントが出てくるのではないかと期待しているのです。
例えばローソンさんの講演もそうでした。
ものすごいボリュームの開発をしていると思うので、それをどうやって実際に回しているのかは知りたいところです。
成富
さらに短いサイクルで回していますよね。
近藤
サイクルも違うし、ラインアップも違うところを、どうしてこんなに早く回せるのかはお聞きしたい所です。
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