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人材育成セッションコーディネータインタビューその5|ユニリーバが日本市場で成功している秘密とは?

2015ものづくり総合大会の人材育成セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの小澤勇夫氏にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁がインタビューします。(以下敬称略)

ユニリーバが日本市場で成功している秘密とは?

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成富
他には印象に残っている講演はありますか。

小澤
個人的に、ユニリーバの島田さんの話を一番興味深く聞かせて頂きました。

島田さんの話の中で、大きく感じたことがあります。
それは島田さんが冒頭で「私が変えたいこと」を話されていました。

それは日本人の若者達が、日本に対しての自信を持っていない。
これは非常に良くないことだと思い、変えたいのだ。

日本人であること、日本に住んでいることが誇りであるようになりたい。
そのために何か寄与できる企業でありたいと発言されたのです。

これは、島田さんという個人の資質の部分も多少あると思いますが、比較的外資系の多国籍企業に多く見られる考え方だと思います。

2014ものづくり総合大会はネスレさん、2015ものづくり総合大会はユニリーバさんにお話いただきました。

両社ともグローバル企業ですが、共通して、日本でビジネスをすることの意味を、強く意識するとおっしゃっているのですね。

単純な現地化するということではなくて、日本で事業をすることの意味を常に考えることかなと思っています。

そこは日系企業が海外に出て行ったときの視点と、違うのではないかなという感じがしました。

これは多国籍企業ゆえに企業の中核となる価値が非常に大事になってくると思います。

例えばウェイは多くの企業で持っています。
ウェイを、極めて実務的なところまで展開していくという話ですとウェイの他にローカルで何を中核価値としていくのかをデザインしないと成長できないのだと思います。

そこには日本という市場において、どういう価値を提供するのかという事だと感じています。
日系企業がそこに行くのは、すごく大変で時間もかかると思います。

グローバルという観点でいきますと、その辺はグットファクトリーの海外の話を軸にしながら、いろいろ日本企業の方向性を語っていく事は重要だと感じます。

人材開発という意味では、まだこれからかもしれませんね。

モノを作る仕組みのグローバル対応は、自動車系を中心に出来てきている一方で、マネジメントのグローバル化というのは、多分これからなのだろうなと思います。

個別の国で頑張っている話は、聞きますが、面で水平展開していくというところは、まだまだ行き着いていないのかなと思いました。
そこを狙っていくというのが、今後の日系企業の大きなターゲットかなと思いますね。

成富
2016ものづくり総合大会に向けて、期待することや、お聞きしたい視点はありますか。

小澤
インテグレーションが重要だと言われて久しくて、その為の人材育成みたいな話があると面白いかもしれません。

生産現場も知っています、生産技術もできるし、設計もやるし、はたまた開発営業のようなこともできますみたいな人材です。

機能横断的なインテグレーションされた「ものづくり」ができるための人材育成の仕組みをお聞きできればと考えています。

成富
本日はどうもありがとうございました。

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