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特別企画セッションコーディネータインタビューその7|海外拠点におけての離職率対策とは?

2015ものづくり総合大会の生産セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの石山真実氏にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁がインタビューします。(以下敬称略)

海外拠点におけての離職率対策とは?

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成富
石山さんは、グットファクトリー賞の審査で、様々な工場に行かれていると思います。
日系企業の海外工場では技能を大切にしているのでしょうか。

石山
していますね。
基本的には、まだインダストリー4.0の思考は、海外の生産拠点では、まだまだ出ていなくて、日本でまずやってみて、海外へ移管するという考え方です。
ですから海外拠点では、作業者の技能スキルを、相当大切にしています。

海外は離職率が高いので、スキルを上げていこうとしている側からドンドン辞めてしまうという問題があります。

海外拠点では離職率対策とスキル向上をセットでやっている所が多いと思います。

給料体制も整備されていて、スキルを上げていくと給与があがっていくような取組み等です。

スキルを身に付けると給与が上がり、他のところにいかないでいると、人材育成されて、レベルが上がっていく、そうするとまた給与を上がる、そういう仕組みを作ったりしていますね。

あとは働きがいを、現地の人達に得てもらう取組みをやって、人の定着化をはかるということをやっていると思います。
グットファクトリー賞を受賞している会社や、拠点は、離職率も低いと思います。

成富
確かに、お聞きする範囲では低いように思います。

石山
まわりの平均に対して5分の1から10分の1の離職率の拠点も多く、それだけ魅力的な、拠点作りを実施していると言えます。

働いている家族の人への働きがけもやっていますよね。

例えば働いている人が、どれだけ頑張ったのか、どんなふうに会社から評価されたのか、表彰されたのかを、社内新聞に載せて、家族に渡せるようにしたりしています。
家族から親戚の分ぐらいまで、刷って渡している会社さんもあります。

また家族の方を工場に呼んで職場で働いている姿を伝える取組みなどもしています。

そのような取組で、離職しようとした際に家族のひとから止めてもらうような、雰囲気作りをしていますね。

そのような取組をもっと発表できるといいかもしれないですね。

成富
ありがとうございます。

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