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特別企画セッションコーディネータインタビューその2|東芝さんの生産体制の強みとは何か?

2015ものづくり総合大会の生産セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの石山真実氏にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁がインタビューします。(以下敬称略)

東芝さんの生産体制の強みとは何か?

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成富
2015ものづくり総合大会の各発表内容について振返りをお願いします。

石山
まず東芝さんは、ものすごくいろんな活動をやっています。
多分普通の会社で、やっている改善活動の10倍ぐらい、いやもっと多い50倍ぐらいやっていると思うのです。

背景には、国内生産で生き残ることを、前提とした時に、コスト面、特に人件費という意味では、非常に苦しいところで、生産体制を作っていると思います。
その中で世界と戦っていかなければならない。

すごい活動項目が、沢山あるのです。
ただその活動項目が、バラバラでない、いってみれば、TPマネジメントみたいな推進、何に向かっていくか、それに対して、一個一個目標のブレイクダウンがあって、その目標を海外の競合と全部ベンチマーキングしていく。
1個1個の個別の目標が、ベンチマーキングされて、最後は総合目標で勝てる。
1個1個の作戦が、勝てるレベルに、落とし込まれているのです。

ここまでやらないと勝てないよね、というのが1つ1つの活動で全部明確になっている。
そしてそれが、全部あわさったら、こういうふうに勝てる、ここまで売上とれるよねという目標のツリー構造展開ができていて、1個1個の個別目標に関しては、競合のベンチマーキングが、できているというところが、やはり非常に優れていると思いました。

特にベンチマーキングは、難しいのですが、設備メーカーさんと協力しながら、競合はどんなレベルのことを、やっているのかを、探っていったりしていると思いました。
競合にダイレクトに確認は、当然できないですから、その周辺から、ベンチマーキングするネタを、探してくる努力も相当やっていますという話がありましたね。

ただ闇雲に、勝つために、やれそうなことを、やるというのではなく、全体を見据えた中で、個別の目標を、ベンチマーキングして、勝つ。
それが、毎年毎年、繰り返されるというのが、ここの強みだと、お話を聞いて思いました。

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