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富士ゼロックスインタビューその5

2014 ものづくり総合大会(2014年2月19日~21日)にあたり行った、開催前インタビューです。

風土や文化を変えるためのポイントは?

(安部)
先ほど、社内の風土が少しずつ変わってきたというお話がありま
したが、そのベースには何があったのでしょうか?

精神的な信頼関係や相互理解などを通して意見の交流が始まった、
といったこともおありだったでしょうか?
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(清水目)
今振返ると、組織間の信頼感は随分上がってきていると思いますね。言い訳してしまうということは、自責と捉えきれず、内向的で精神衛生上よくなかったのだと思います。

(安部)
ちなみに、人事的な異動もあったのでしょうか?

(清水目)
よくT型人材ということが言われますよね。人の異動によって組織を活性化させていくことや、人と人のつながりを醸成するという考え方は当然あります。
人事としてはローテーションに力を入れていると思います。


特に、階層ごとに次の世代を引っ張っていって欲しい人材はロー
テーションを仕掛けてきてます。また、当社では2010年に国内生
産拠点を統合し、一つの法人としたのですが、ここではかなり戦
略的にかつ大胆に人材を流動化させています。これらにより、人
と人の繋がりが醸成されると共に、組織の活性化に寄与していま
す。

もう一つの事例として、会社の風土を変革していくことを期待さ
れる30歳代の中堅人材が自主的な活動として、週末の定時後や休
日に集まり、自分達の課題を話し合い、その解決に向けた経営へ
の提案や自分たちのコミットメントをする仕組みもあります。

この活動は10年以上続いておりますので、仕事や職種を超えた繋
がりを持った人材がマネジメントを担うことによる変化も生まれ
てきていると感じます。

また、このプログラムもそうなのですが、当社の風土の良さに経
営者との風通しが良いことがありまして、経営者とダイレクトに
本音で語れることも風土改革に必要なことだと思います。
私個人も約10年前に、経営の思いを感じたこと、そこで仲間を作
れたことは今に活きています。

日本の強みは何か?

(清水目)
日本の強みって、突き詰めていくと『人』じゃないかなと思いま
す。特にグローバル環境の中での差別化や競争力の源泉、それと
世の変化を考えたとき、最終的に『人』に行きつくと思いますし、
日本という国は、その『人』を大事にしたり、信頼や信用を重ん
じるカルチャーが潜在的にあります。まず、この強みを活かさな
ければならないのではないでしょうか。


また、技術的なスキルだけでなくて、信頼関係やつながりも含め
た人であり、その育成のためにも現場が必要だと思います。

逆にそのような人が多く集まった現場は強い現場でしょう。

(安部)
商品を作るだけでなく、現場は人も育てるということですね。

(清水目)
そうですね、私も色々なことに悩みながらも現場に鍛えられまし
たから。(笑)



 

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