【講演者インタビュー】2月23日 パナソニック エコソリューションズ社 森川様~その2

2018ものづくり総合大会にてご講演いただく、パナソニック エコソリューションズ社 新潟工場 工場長 森川誠さんに、日本能率協会の小高がお話をお伺いしました。
(以下敬称略)

製造現場の「良いところ」を活かす。

小高
ところで、森川さんはいつから新潟ですか?


森川
今年の4月からです。それまでは門真にいて、ものづくりの企画をやっていました。

小高
新潟工場は、どんな感じですか?


森川
門真からたまに来る社員も、「非常にアットホームだ」といっています。
私自身も、以前から「元気がある工場」と思っていました。
また、スピード感というか、「やる」と決めたことに対する推進力はすごいです。
ある製品を市場に出す計画を建てたときに、新潟工場が作ったスケジュールは、
個人的には非常にハードルが高いと思っていました。
ですが、それをやり遂げたのです。

小高
その「早さ」の理由はどのようにお考えですか?


森川
団結力の高さ、皆が同じ方向を向いていることが大きかったと思います。
その裏には、生産方式などを皆で議論して納得したこと、
「照明といえば新潟」という、良い意味でのプライド、
あるいは危機感もあったかもしれません。

小高
危機感とは?


森川
LEDは従来の蛍光管と比較すると参入障壁が低いのです。
蛍光管は、ガラスを扱いますので加熱装置やバーナーなど設備が必要です。
また、真空にする技術なども必要です。
一方のLEDは、実装するだけです。
その中で、どうやって差別化を図っていくか、が重要です。
「ルーメン」という明るさの単位がありますが、一方で「色」もあります。
同じ製品規格のものであれば、色も一緒になる、そのこだわりは必要だと思います。

小高
皆さん、自社製品に誇りを持っていますね。


森川
当然です。
商業施設等に出向いた時にも照明が気になります。
ただ、他社の製品でよいところがあれば、それも素直に認める。
そのような「素直さ」もものづくりには必要で、新潟工場の人はそれを持っています。

小高
なるほど。


森川
その素直さ、これをどのように活かすか、かつ、スピード感も出しながら。
また、言いたいことを言い合う土壌も保つ。
この「ものづくり現場のいいところ」を活かすのが私の役割です。

小高
所長というお立場では、現場で何かをするというのは難しいかもしれません。
良い製品を作る環境を整備すること、それが、森川所長の「ものづくり」でしょうか。


森川
かもしれません。
もっと自分なりの答えを探求していきます。

小高
2月のご講演の際にお聞かせ願えればと思います。
本日はありがとうございました。


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