【講演者インタビュー】 2月23日 GEヘルスケア・ジャパン 田村様

2018ものづくり総合大会にてご講演いただく、GEヘルスケア・ジャパン 製造本部 Brilliant Factory プロジェクト長 田村 咲耶さまに、日本能率協会の小高がお話をお伺いしました。
(以下敬称略)

IoTの効用は、製造現場の成熟度が必要と考えます。

小高
この度は、「ものづくり総合大会」へのご出講をいただき、ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

田村
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

小高
今回のご講演で取り上げる事例として象徴的なキーワード「Brilliant Factory」ですが、
この言葉からは、「最新鋭の設備を投入して、新たに建築した工場」というイメージがありますが。

田村
まったくそんなことは無いです。
今回の事例である日野工場は、30年以上の歴史がある、いわば「古い」工場です。
また、作っている製品も、CTやMR、超音波診断装置など、
大量生産ではないものを製造しています。

小高
そのような日野工場が「Brilliant Factory」を目指すうえで、どのような障壁があったのでしょうか。

田村
障壁、というよりは、GE全体を見渡した中で、「日本で作る理由は?」をチーム全体で考え続けました。
日の出工場は、トヨタ生産方式(TPS)を導入しており、ムダを無くす改善活動を実施しており、
高い競争力と、長い歴史の中で培われた技術力がありました。
そこに、「Brilliant Factory」の一つの柱である「IoT」を入れることで、
従来の「カイゼン」スピードを倍速化させる工場にすることができました。

小高
というと、「Brilliant Factory」とは、リーンが進んでいる工場での適用が可能なのでしょうか。

田村
リーンが進んでいない状況では、デジタル化に進むべきではないと思います。
製造工程におけるムダがないリーンの状態であることと仕事の進め方における標準化が進んでいることが
前提条件だと思います。
デジタル化することで、従来は見えなかったカイゼンのポイントを見出すことができますし、
また、作業が標準化されていることで数字の変化点を見出しやすくなります。

小高
なるほど

田村
デジタルは「ツール」です。
そのツールの効用を、より大きくするためには、製造現場(生産方式)の成熟度が
必要になってくると思います。

小高
日野工場は、2016年に「Best Brilliant Facotory」となりました。
今後は、他工場の旗振り役になるのですか?
御社の他工場とは、生産品目が大きく異なると思いますが。

田村
日野工場のように医療機器を作っている工場においても、
また、エンジンや照明を作っている工場においても、
「Brilliant Factory」における評価軸は、変わりません。

小高
そうなんですか?

田村
評価軸としては、生産方式における成熟度の進展と、
デジタル化の成熟度の二つです。
この両方の成熟度が高いところが、弊社における「Brilliant Factory」です。


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~次回に続く~


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