開発セッションコーディネータインタビューその6|社内スキルマップ活用の影響とは?

2015ものづくり総合大会の開発セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの野元伸一郎さんにお話を伺いました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略)

社内スキルマップ活用の影響とは?

野元伸一郎さん

安部
日立製作所さんの講演についてお聞きできますでしょうか。

野元
やはり日立製作所さんのような大企業が、社内連携を再度、見直すには、トップダウンがすごく重要だと思います。

ここ数年の日立製作所さんは、トップダウンの改革活動を推進したということが収益の回復にも大きく寄与しているのではないかと感じています。

私が日立製作所さんのお話をおうかがいして、社内のベストプラクティスに学ぶ活動をきちんとやろうという点が興味深かったです。

日立製作所さんのグループ会社に日本能率協会でGOODFACTORY賞を受賞した日立金属タイランドさんがあります。

日立グループでは、グループ内のベストプラクティス企業、拠点のを学びために、タイの現地工場(日立金属タイランド)視察を非常に熱心にやられているという話をおうかがいしたことがあります。

社内のベストプラクティスを見えるようにして、その仕事のやり方を学び、水平展開していくかという活動を熱心にやられています。

また社内のスキルマップを作られているというお話がありました。

社内にどんなスキルを持った人が、どこにいるのかを見えるようにすることで、社内にある技術や情報を簡単につかみやすくしていとのことです。

リソースのばらつき状況を見ながら、次の組織体制を検討し、グローバルのスキルマッブも活用し、ビジネス戦略、技術戦略の立案と実行につなげているというところも非常に興味深かったと思います。

これはグローバル企業が比較的、実践している手法ですけれど、日本でこれを注力して実践しようとしている会社というのは、私はあまり聞いたことがありません。

もう一点は、市場に合わせた態勢を組もうとしているところです、

例えば、日系企業なので、本社は日本に置く、もしくは事業本部を日本に置こうというのは、今までの日系企業のやり方です。

ですが、鉄道ビジネスをグローバルに展開するには、鉄道事業本部はイギリスに置き、事業本部長もイギリス人にし、また、イタリア企業をM&Aし、組織体制を組み直したという点も興味深いです。


2016ものづくり総合大会の野元コーディネータ担当セッションはこちら↓

2016年2月18日(木)10:00~16:30

B企画・開発
オープンイノベーションとものづくり
10:00~11:40

B-1
慶應義塾大学大学院
「今おこりつつあるシステム開発方法論の革新
~宇宙機開発を事例とした日本らしいシステム開発方法論~」

12:50~14:30

B-2
ベッコフオートメーション
「オープンイノベーションで新市場創出を目指すインダストリー4.0」

14:50~16:30

B-3
SAPジャパン
「SAPにおけるオープンイノベーションの取り組み」

2016年2月19日(金)10:00~16:30

B企画・開発
もの・ことづくりへの挑戦
10:00~11:40

B-4
ファナック
「ファナックのモノづくりと次世代ロボット開発への取り組み」

12:50~14:30

B-5
オリンパス
「科学的手法による開発効率向上の取り組み
~『機能』をベースとした目的別手法の提案~」

14:50~16:30

B-6
トヨタ自動車
「トヨタ自動車の環境技術戦略」

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