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【講演者インタビュー】2月23日 シーメンス 島田氏~その2

2018ものづくり総合大会にてご講演いただく、シーメンス 専務執行役員 島田 太郎氏に、日本能率協会の森宮と小高がお話をお伺いしました。
(以下敬称略)

シーメンスは、IoTのOSを作ります。

JMA
日本企業は、どのようにすべきと考えますか?

島田
グローバルを目指し、そもそもグローバルをどのように定義するかも不明確に感じますが、その流れの中で、米国流のコーポレートガバナンスを取り入れる企業があります。
これを日本の企業が取り入れることに、どれくらいの意味があるのか、個人的には分かりません。

JMA
と申しますと?

島田
米国流のものは、端的に言うと「CEO」の暴走を止めるためにあります。
日本の企業経営は、合議制の上に成り立っているところが多く、「暴走」ともいえる決断をする人が少ない傾向にあると思います。
目的が異なります。

JMA
となると、日本に必要なかたちとは何でしょう?

島田
CEOに仕事をしてもらうように仕向けることです。

JMA
CEOの仕事とは?

島田
パフォーマンスを上げさせることです。
ある日本の企業では、EHSやCSRなど、非常に熱心に取り組み、表点も高い外見だけでは、株式市場的には「買い」の会社です。
ですが、業績と連動していません。これは、CEOとしての仕事としてはどうなのでしょうか?

JMA
なるほど。

島田
そんな中で、CEOに「御社の今後の展望」などを伺うと、必ず、縦軸に業績、横軸に時間で、右上方向に進める図を示します。

JMA
良く見ますね。

島田
それが、最初の「自分たちの側から見ている」ということです。
そうではなくて、全体的に俯瞰した中で、「どこを狙っていくか」を定める必要があります。

JMA
御社は、何を目指しますか?

島田
シーメンスは、IoTのOSを作ります。
これには、非常に大きな投資と時間が求められます。
ただ、有名なボーカロイドに見られる「ユーザージェネレイテッドコンテンツ」をものづくりで実現したいと思います。

JMA
OSですか。

島田
そうです。
IoTはマシンベンダーにとって「当たりまえ」になります。IoTにおけるプラットフォームを目指します。

JMA
講演が楽しみです。
本日はありがとうございました。

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