富士ゼロックスインタビューその6| 昨年のものづくり総合大会で感じたこととは?
2017ものづくり総合大会企画委員 富士ゼロックス 生産本部 プロフェッショナルアドバイザー部の清水目勉氏にお話を伺いました。日本能率協会の平井希実がインタビューします。(以下敬称略)
昨年のものづくり総合大会で感じたこととは?
平井
ありがとうございます。
昨年も、ものづくり総合大会にご参加いただきましたが、参加された感想をお聞かせいただけますでしょうか。
昨年はどのセッションをお聞きいただきましたか?
清水目
昨年度の大会、業務の都合で1日、中日しか参加できなかったというとても残念なことをしちゃいました。2日目は三菱電機さん、NECさん、オムロンさんのお話を拝聴させていただきました。
個別のテーマは勿論ですが、ものづくり総合大会は、全体的なレベルが高いだけではなく、いつも非常にもったいないと思うんですよね。聞きたい事例が同じ時間帯に重なっているからことが多々ありますから。
平井
ほかの参加者の方にお話を伺った時にも、「(自分が参加したセッション以外にも)こことここも聞きたかったのに」というご意見はいただきました。
時間が被ってしまって聞けなかったと。
清水目
そうそう、まさしくそうです。
大会のクオリティはね、非常に高いと思いますよ。
平井
ありがとうございます、皆様のおかげです。
清水目
これはね、自分たちがというよりも、やはり事務局の皆さんや、能率協会の皆さんの頑張りだと思っています。
自分は、今回、品質を聞きたいとか、あるいは調達を聞きたい、技術のところを聞きたいとか、自分の仕事がそうだからというのもあるかもしれないですけれども、やはり関心のあるところで、ここの会社が出てこないかなあなんていう話があった時にはね、是非にという感じで。
例えばマツダさんとか、やはりこれだけ受けている理由とかも含めてですね、どういうところにあるのかなと。
講演の中から、発表を通して、それぞれの会社さんの中で、どういうふうな仕組みで、どういうふうに動いているのかなとか、あるいは雰囲気だとかも含めてですね、なんかそういったものが感じられたら嬉しいなと思いながら参加しているところがありますね。
そういった意味では、非常にバラエティに富んでいたと思いますね。
ものづくりと言ってもソフトやサービスを含め、作っているものや提供しているものも違えば、つくり方も違う、けれども日本の企業あるいは日本でものづくりをしている企業で、ある意味単一文化の中で育っているのだから、本質的には似ているのかなと思って、他社さんの講演を聞いたりしますが、意外と似ていないところもあって面白さがありましたね。
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