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特別企画セッションコーディネータインタビューその4|島根富士通さんのビジネスモデルの秘訣とは?

2015ものづくり総合大会の生産セッションコーディネータ 日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタントの石山真実氏にお話を伺いました。日本能率協会の成冨一仁がインタビューします。(以下敬称略)

島根富士通さんのビジネスモデルの秘訣とは?

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成富
島根富士通さんの発表はいかがでしたか。

石山
島根富士通さんは、いいなと思った所が、2つありまして、1つ目はCSRみたいな活動を、工場として積極的にやっている所です。
海外の工場だと、CSRは現地の人達と融合するためにやっていたりするのですが、日本の工場では、積極的にやっている会社は、少ないと思います。
でもここはかなり積極的にやっていると思いましたね。

工場見学会や、パソコンの組立教室とか、周辺企業と連携した地域貢献をやったりとか、或いはBCPの体制で、東日本の大震災の他工場との連携対応なども島根で、対応していたりしていますね。
東北の工場で、生産できなかったのを、島根に瞬間に、移動させて、立ち上げられるとか、そういう準備もかなりやっているというのが、特徴だと思います。

もう1つは、ITを活用した品質管理みたいなことも、かなりやっています。
国内生産で、パソコンをやるということは、いってみれば、多品質少量でなければ、国内でやる意味は、ないですよね。
大量だったら中国とかで、やって持ってくればいいですから。
お客さんのいろいろな個別仕様に応えていくので、その仕様間違いが起きやすい。

その仕様間違いというのを、サプライヤーから一貫して、工場内の生産体制までITを使って、異常情報が常に見えるようにして、すぐに対応できる仕組みづくりを、そうとうやっているなと感じましたね。

国内でもビジネスモデルから変えて、お客さんの個別仕様に、高品質で、瞬時に応えられるような、生産体制を作ることが、メイドインジャパンを確立できている1つのベースなのだと思いました。

尚且つBCP対策もされていて、国内の何処かが稼働不能になっても、ちゃんと対応できる体制もできていると思います。

今いったような3社の強みの展開が、あるので、日本でのものづくりというのが、ちゃんと、成立っているのかなと思います。
それぞれ、すぐれた会社といいますか工場だと思いました。

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