アルビン・トフラー氏が死去
【アルビン・トフラー氏が死去】
日本能率協会の成富です。
アメリカの未来学者、アルビン・トフラー氏が6月27日、ロサンゼルスの自宅で死去しました。
87歳だったそうです。
トフラー氏は1980年に出版された「第三の波」で農業革命、産業革命に続く、「情報革命」が起きると主張し、今のIoTやビックデータを活用した社会をインターネットが普及する約20年も前に予見していた方です。
またプロシューマと呼ばれる生産活動を行う消費者を指す言葉を定義し、市場を通さない消費社会の発生により消費者と生産者の壁がなくなる事も予見していました。
現在の3Dプリンタやテックショップなどの活用により、消費者と生産者が限りなく近い存在になっています。
ものづくり総合大会の企画委員長 新先生のインタビューにもプロシューマの言葉が登場します。
新先生インタビュー
https://jma-seisan.jp/2021/intv/16shin04
改めて、社会に与えた影響の大きさを伺う事ができます。
死去の発表はトフラー氏らが創設したトフラー・アソシエイツが29日、公式サイトにて行っています。
トフラー・アソシエイツURL
http://tofflerassociates.com/world-renowned-business-futurist-author-and-lecturer-alvin-toffler-dies-at-87/